2021-04-07 第204回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
○野上国務大臣 今、輸出目標五兆円というものを立てているわけでありますが、その達成のためにもいわゆるプロダクトアウトからマーケットインに転換していくことが必要だ、新たな市場を開拓していくことが必要だというふうに思います。輸出向け産品の生産、輸出にチャレンジする、非常にいろいろなリスクがあるわけでありますが、そういう事業者をしっかりと後押ししていくことが重要だと思います。
○野上国務大臣 今、輸出目標五兆円というものを立てているわけでありますが、その達成のためにもいわゆるプロダクトアウトからマーケットインに転換していくことが必要だ、新たな市場を開拓していくことが必要だというふうに思います。輸出向け産品の生産、輸出にチャレンジする、非常にいろいろなリスクがあるわけでありますが、そういう事業者をしっかりと後押ししていくことが重要だと思います。
輸出拡大実行戦略におきましては、生産から現地販売までのバリューチェーン全体をプロダクトアウトからマーケットインに徹底的に変換する必要があり、この認識の下、マーケットインの発想で輸出にチャレンジする事業者を後押しすることとしております。
委員おっしゃるように、プロダクトアウトからマーケットインに徹底的に変えるということは、生産者が国内市場向けに生産した産品の余剰品を輸出するということではなくて、最初から海外市場で求められる量や価格、品質、又は規格、こうした産品を専門的そして継続的に生産をして輸出をする体制の構築というのが必要でございます。 このため、リスクを取って輸出に取り組む事業者への支援というのをやっていく必要がある。
斜めドラム洗濯機、掃除が不要のエアコン、これは技術者からは、つまりプロダクト・アウトの側からは不可能だと言われながら、社長命令で結果的には開発をして、そして、かなり経営が厳しかったところ、起死回生の企業の経営改善に役立っております。 言うまでもなく、製品開発、サービス開発の中で大切なのは、消費者が何を求めているかというマーケット・インの発想です。しかし、日本の企業体質はプロダクト・アウト。
今まで、どちらかというと、プロダクト・アウトとかいうようですけれども、日本でいいものを売っていこうと、こういう感じだったんですが、逆に、マーケット・インというようですけれども、外部の世界を見てみたら、こんなものがいいと思っていると、ところが我々は余り分かっていないと、こういうものが結構あるんです。新しい発見です。日本の魅力の発見、それを推進するのが私の立場なんですよ。
また、我が国にはアニメを含めて様々な魅力がありますが、世界からの共感を広げていくためには、やっぱりプロダクト・アウトの発想ではなくて、マーケット・インの考え方に基づいて発信、展開していくことが重要だと思っています。
プロダクトアウトからマーケットインへというふうにもよく言われますけれども、私は、「へ」じゃなくて、プロダクトアウト、プロダクトの方も大変重要でありますから、これまでと同じようにしっかりやった上で、更に加えてマーケットインもこれまで以上に意識しなければいけないというふうに意識を転換していくべきではないかというふうに思っております。
今いろいろな見直しもしているんですが、プロダクト・アウトの発想ではなく、マーケット・インの考えに基づいて発信していくことが重要。そして、様々なものが既に持っている魅力に気付き、共感する人々に対して彼らが共感するストーリーで発信、展開する。これも、自分たちでやるということではなくて誰かがやるということも含みます。
○川田参考人 生産者のは、今、どちらかというと、マーケットインの発想よりもプロダクトアウトといいますか、例えば、つくっちゃったので、これを何とか売ってくれ、こういう発想の生産者が非常に多いわけですね。
結局、質が高いと我々が思っていても、相手国が買わないとこれは輸出にならないわけなんですけれども、どちらかというと、質が高いものを買ってくれというのは、いわゆる経済ですとプロダクト・アウトみたいな発想に近い感じがするんです。
そういった中で、今、プロダクトアウトからマーケットインの発想という中、市場は流通機能としては必要だけれども、今の市場がそのまま必要かというと、私は必ずしもそうじゃないのではないか。
○仲澤秀美君 今おっしゃられたこととほとんど同じなのでございますが、いわゆるプロダクトアウトからマーケットインへと。今までの生産者もJAも、生産者がつくって集まってきたものを売ろうとする。その売るに当たって、JAは、消費者ニーズといって何を聞いてきたか。流通のニーズを消費者ニーズだと勘違いをしてしまった。流通が野菜も果物も全て芸術品のごとくしてしまった。
でも、そういう方もいれば、早く配偶者が帰ってきてくれた方が、子育て、茶わんを洗ってくれた方が助かるという人もいれば、ニーズは千差万別なので、ある意味で、これはプロダクト・アウトじゃなくてマーケット・インで、ユーザーの声を聞くたてつけになっていますかと聞いているんです。
したがって、いわばサプライサイドを中心にどうやってしっかりと量も質も確保していくか、皆さんが食べたいものが手に入るようにしていく、こちらが非常に重きを置かれておったということですが、現在、むしろ食料が過剰基調になっておりまして、私も含めてダイエットなんということを言う時代になってきた、こういうことでございますから、どうやって売っていくか、プロダクト・アウトからマーケット・イン、サプライサイドよりはディマンドサイド
そういうふうに考えたときに、これは是非大臣の御所見を承りたいと思いますが、いいものを作って、いわゆる製造方法の開発ですね、そういういいものを作れば売れるといういわゆるプロダクト・アウトの時代から、もう随分マーケット・インしなきゃならないというふうに言われて久しいわけですね。
私も基本的にはそうだと思うんですが、そのような取組は供給ありき、ある意味プロダクト・アウト的な発想になってしまうことが多いと思うんです、先ほど来もお話しいただいておりますけれども。
ただ、一方で、いわゆるそういった取組というのは、これは大臣もよく言葉として使われますけれども、いわゆるプロダクト・アウトの取組、いいものがあって、それをどこに需要があるかというのを探しに行ってはめに行くというか、そういった取組になるわけでありまして、本格的な需要をしっかり喚起していこうというときにはもう一歩踏み込んで、やっぱりマーケット・イン、具体的に現地にどんなニーズがあるのか、魚を今、顕在化はしていないんだけれども
こういうことをしっかりと考えながら、先ほど申し上げました、これ、良さがあるわけでございますので、先ほど平木委員のときに、いいものを作ったら売れるという時代からプロダクト・アウトとともにやっぱりマーケット・イン、こういうことをしていかなければいけないと。
ジェトロやJICAでも結構たくさんのBOPビジネス支援をしておりますが、多くの中小企業からのお問合せがありますが、多くの場合は自分たちはこういう技術を持っているのでこれはどこかで使えないかというお問合せなんですが、このようなプロダクト・アウトの方法ではほとんど成功しておりません。
かつ、今度は、マーケティングが苦手だったんですね、マーケットインという発想じゃなくてプロダクトアウト、つまり、つくったら売れるというのが今までのやり方で、いわゆるチャネルもあってそこに渡せばいい。そうじゃなくて、お客さんが何を求めているかということで付加価値をつくる。その産業に付加価値が生まれるということは、そこに雇用も生まれ、そして事業体も生まれてくる。
どういうことかというと、プロダクトアウトからマーケットイン。どういうものを求めているかということで、集荷したものを全部そのまま流すんじゃなくて、誰々さんがつくって、誰々さんの思いがあってやった。例えばこういうようなことを消費者に伝えるようなマーケティングをそれぞれの単協さんベースでやられたらきっと変わってくる。
一方で、これだけグローバライゼーションが進んで、いろいろなものが、情報は瞬時に駆けめぐりますし、物や人も流通してくる、こういうことになりますと、やはり我々としては、単に物を生産するというサプライサイドだけではなくて、消費者がどういうものを欲しているか、これをきちっと受けとめて、言葉があれですが、マーケットインといいますけれども、プロダクトアウトではなくてマーケットインという発想で生産、流通を展開していく